みんなが集う場が子どもたちの豊かな心を育てる

先日、新聞を見ていておもしろい取組みをしている記事を見つけたので紹介します

 

まずは、記事を読んでみて下さい!

 

ひとりで育てる 子どもと親の風景~第2部~ (14/07/15)

 

「いただきまーす」

住宅と工場が密集する大阪市西淀川区。6月の夕方、古民家を改装したサロンに、子どもたちの明るい声が響いた。家庭の事情で「一家だんらん」が難しい小中学生数人が、夕食を食べに集まる。NPO法人「西淀川子供センター」が週2回実施する夜間サテライト事業「いっしょにごはん食べナイト」だ。大学生などのボランティアと一緒に買い物から調理、配膳、後片付けをする。

この日のメインはいなりずし。講師役は近所の元すし職人だ。子どもたちはごはん粒をこぼしながらも「私の方がようできてる!」。残りは宿題や遊び時間で、約3時間を過ごす。

大家族のような雰囲気が、凝り固まった心をほぐす。

(中略)

センターでは、市営住宅の部屋を使って、子育て相談や子どもの居場所作りも実施している。中3のダイスケ(仮名)が通い始めたのは昨年10月。不登校を心配した母が区役所に相談し、たどり着いた。ここでは、1歳年上の友達もできた。ギターの腕を競い合い、兄弟のように仲良くなった。夕食事業を始めようとしていたセンター代表の西川日奈子さん(59)に、ダイスケが「みんなで『いただきます』が言いたい」と告げたのは、この頃だ。4月から学校に戻った。

西川さんは「家庭に困難を抱える子でも、近所に本当に安心して通える場所があれば、その子なりに無事に成長できるはず」

と信じている。ダイスケは今、不登校だった中2後半の内容を取り戻すため、センターの学習支援に週3日通う。振り返って言う。「ここは自分が自然でいられる場所。ここがなければ、勉強もせんかったと思う。」

 

このようにみんなが集まる場って大切だなーと思います

 

集まる主旨は違いますが、私の勤めている会社でもママさんが子どもを連れて夕飯を食べる機会があります。やっぱりみんなで集まってご飯を食べると会話も弾むし楽しいですよね。それは子どもたちをみていてもそう感じます。

いつもは食べない物も周りの子を見て食べるようになったり、いつもより多く食べたり、お友達にご飯をあげたり、一緒に食べようと声をかけてあげたり・・・みんなが集まることで、子どもたち自身もみんなでもっと楽しもう!楽しむにはって周りに圧力をかけ合っているのかもしれません。家の中では作り出すことのできない素敵な場がそこには広がっています。

このようにみんなが集う(共認圧力がかかる)場次第で、子どもたちの成長も変わってくるのかなと思いました<p> </p>を作ることで、子どもたち(私たちも)の違う一面を見るきっかけをくれます。